金相場:商品相場、資源価格の上昇

金相場を含む、商品相場の上昇が続いているようです。商品相場は金地金だけでなく、小麦や大豆、トウモロコシ、砂糖、などの農産物、石油などのエネルギー、いづれも投機資金の流入と新興国の成長を理由に力強く値上がりしています。ジム・ロジャース氏などは、これからは商品と中国の時代だと言っています。ニューヨークの自宅を売り払い、シンガポールに移住し、自分の娘に中国語を習わせているのは有名な話です。金相場は1990年代に底値をつけ、長らく低迷を続けていましたが基軸通貨アメリカ・ドルへの不安なからか資金流入の勢いがあるようです。19世紀の世界覇権国、大英帝国は金地金を担保とする金本位制を採用していました。通過供給量に限界があるため、世界は周期的に不況の波に襲われたといいます。第二次大戦後、アメリカは1トロイオンス、35ドルの金本位制度を長らく採用していましたが、ベトナムでの戦局の悪化にともない、金とドルのリンクを外しました。いわゆるニクソン・ショックです。代わりにアメリカがドルを担保するために使ったものは石油でした。しかし、21世紀を迎えた今日、金の裏付けを持たない通貨は信用を失いつつあるようです。それとともに注目をあつめるのが、金、プラチナ、銀、銅、などの貴金属、あるいは資源国通貨と呼ばれるものです。どこの国にも属さない「信用」「通貨」として金地金を持っておくのも資産保全・防衛の観点から良いのではないでしょうか。

ロコ・ロンドンまがい取引、商法

ロコ・ロンドン、まがい取引と呼ばれる金取引、金投資が社会的な問題になっています。金価格の相場はロコ・ロンドンと呼ばれる伝統ある場所で決められていたりするのですが、このロコ・ロンドンでの取引を実際にしているかのように装い、顧客から資金を巻き上げるような新手の客ごろし商法が跋扈しているというものです。マスコミ、メデイアで、この問題が取り上げられたこともあります。もしかしたら、このロコ・ロンドンまがい取引に巻き込まれたかな?と思ったら、すぐに弁護士に相談して、間違っても追加の投資などはしないようにしましょう。有り金を全部、持っていかれます。この金取引のような取引は、実際に金の現物を取引しているわけではなく、顧客と業者の間で、金価格の数字のやり取りをしているだけです。最初から顧客が儲からない仕組み、取引形態となっています。行政のほうでも、こうした、金投資をかたった何らかの法整備、規制をかける動きが出てきているようです。 金投資は、あくまでも現物を手元において、長期の保有を原則とするべきではないでしょうか。、短期での売買、利ざや稼ぎを狙うなら、株やFX,外国為替証拠金取引をやったほうが良いでしょう。金への投資は、あくまでも資産防衛、資産保全が目的だと考えるべきではないでしょうか。